・グッドライダー防犯登録に加入するには
グッドライダー防犯登録は、加入することで自分のバイクを警察のデータベースに登録してもらえるシステムです。
バイクが盗難被害に遭った際に届け出ると、不審車を発見したときにデータベースを照合し、自分のバイクであるかを調べてもらうことができ、バイクが発見される可能性が高くなります。
登録には所定の手続きが必要になり、取り扱っているバイクショップで加入手続きを行います。
加入は有料になり、料金については各取扱店で教えていただけますので、確認してください。
・加入後の各種変更手続きなどについて
加入してから、結婚などの理由で姓が変わったり、転居のために住所が変わった場合には、登録情報の変更手続きが必要になります。
これらの変更に伴い、電話番号やナンバーなどが変わった場合も変更手続きを行ってください。
変更手続きにおいても、取扱店で行なうことになります。
注意したいのが、登録者の変更情報については変更手続きで処理できますが、バイクの名義人自体が変わった場合には、登録をし直すという点です。
これまで登録していた人は登録の抹消手続きを行い、新たにバイクの名義人になった人は、新規加入手続きを行います。
この手続きをきちんとしておかないと、いざ不審車が発見されたときに、前の所有者に連絡が行ってしまうことになりますので、忘れずに行いましょう。
・バイクが盗難被害に遭ってしまったら
グッドライダー防犯登録に加入後、万が一自分のバイクが盗難に遭ってしまったら、運転免許証などの身分証明書と加入時に発行された登録カードを持って、最寄りの警察署に被害届を提出します。
必要な事情聴取を受けたあと、警察が所定の処理を行い、もし不審車が発見されたときに、ナンバーやその他の情報から自分のバイクと照合してくれます。
別の形でバイクが見つかったら、必ず警察にその旨を連絡し、被害届の取り消しを行ってください。
・バイクの盗難被害を防ぐには
このように、バイクが盗まれてしまったときに役立つシステムはとても助かりますが、それでも盗難されたバイクが見つかるケースは非常に少ないといわれています。
一番望ましいのは、バイクが盗まれないこと。
そのためにも、日頃から防犯対策をしっかりとり、盗難を未然に防ぐよう心がけることが大切です。
特に手軽に行えるハンドルロックなどは毎回忘れずに行なうこと、また夜など駐輪する際には、バイクにシートをかけるだけでも盗難の確率が下がるといわれていますので、毎晩必ず行なうよう意識したいところ。
また、バイクの盗難は夜間にもっとも多いといわれており、人気のない駐輪場に停めているバイクが狙われやすいようです。
対策として停める場所もポイントのひとつと言えるのではないでしょうか。