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長時間にわたり競い合う、耐久レースの魅力やルール

長時間にわたり競い合う耐久レース

長時間にわたってバイクレースを行う耐久レースですが、耐久レースはロードレースとして分類される歴史あるレースで、世界各国様々な土地で競い合われています。
耐久レースは毎年多くの国で行われており、日本でも6時間耐久レースや8時間耐久レースなど、様々なレースが行われ、多くの車メーカー、世界各国のロードレーサーが競い合っているのです。
世界では24時間耐久レースなどを行っている国もあり、非常にパワーと持久力が必要となります。

耐久レースは歴史を遡ると非常に歴史が長く、起源は1887年の自動車レースです。
フランスで開催されたこちらのレースでは、現在レース専用サーキットとして定着しており、多くのロードレーサーを虜にしています。

日本では1925年に開催されたものがはじめてのロードレースで、名古屋から上越地方に掛けてレースが開催されました。
こちらも現在の耐久レースの形になるまで紆余曲折ありましたが、現在ではミニバイクによる3時間耐久レースなど、様々な形で開催されています。

耐久レースの魅力とルール

耐久レースは100名以上ものレーサーが一度に同じコースを駆け抜け、お互いの記録を更新するべく戦います。
耐久レースは他の参加者との戦いはもちろんですが、自分自身との戦いです。
時間内でいかに距離を進めることが出来るか、いかに時間内で無理せずにレースを続ける事が出来るかどうかが要になります。

耐久レースでは時間規定内でより長距離走る事が出来たレーサーの勝利です。
タイムアタック制でスタートの際には横一列にてスタートします。
これはスターティンググリッドと呼ばれる形式で、事前に行われる予選タイムアタックで良い成績を残したレーサーから、より優位な場所スタートポジションを得られるのです。
長距離走るとなるとスタートポジションがそこまでは重要になりませんが、より優位なポジションで始められることで、リラックスした状態でスタート出来るでしょう。

スピード力よりも耐久力が物を言うレースですので、スピードレーサーでは無くとも参加が可能です。
ただしスピードレースよりも耐久レースでは体力の配分が必要になりますので、生半可な実力と努力ではフルタイム完走することが出来ません。
いかに自分の体力を上手に活用するかで記録が変わります。

耐久レースは見ているだけでも大興奮出来るのが特徴です。
ただし、参加する方はもちろんですが見る方もそれ相応の体力と持久力が必要になりますので、ある程度準備をした上で臨むように心がけましょう。
テレビ放送がされている時もありますので、最初のうちはテレビなどで見ながら耐久レースを楽しむことがおすすめです。