バイクの盗難対策

ディスクロックで盗難防止

バイク盗難防止にはディスクロックがおすすめ

バイクの盗難はそれほど多いというわけではありませんが、日本全国どこの路上でも起こり得るので、油断はせずにきちんと対策を講じておくことが大切です。
盗難を防止するためにはやはりそれなりのグッズを買わなければなりませんが、中でもおすすめなのがディスクロックです。

ディスクロックというのはホイールのディスクローターに付けることで盗難を予防する器具で、小型でしかも軽いものがほとんどなので取り扱いも楽なのが特徴です。
その上、かなりの精度で防犯対策をすることができます。

ディスクローターというのはディスクブレーキの円盤状部分のことですが、これを挟み込むようにしてディスクロックを施錠するだけという簡単なものです。
ディスクロックをした状態ではタイヤが動きませんから、路上に駐車することが多い人にはおすすめです。

ディスクロックは前輪と後輪にひとつずつ付けてもいいのですが、ハンドルロックがかかっていれば後輪にディスクロックをひとつ付けるだけでも十分です。
ディスクロックはアラーム機能の搭載されたタイプなど、数多くのモデルが市販されているので用途に合わせたものを選びたいものです。

おすすめのディスクロック

ディスクロックは価格帯が数千円〜数万円と、機能や性能によってかなり開きがあるのが特徴です。
ですから、予算やバイクのカテゴリーなどに合わせてぴったりのものを選ぶのがおすすめです。

ディスクロックの中でも2,000円台とリーズナブルで、しかもコスパがいいのが「SMILE アラーム付きディスクロック」です。
振動センサーが内蔵されており、軽い衝撃を受けると警告音が3回、強い衝撃を受けるとサイレンが10秒間鳴るように設計されています。

高級ディスクロックを探している人には、「XENA ディスクアラームXX6」などもおすすめです。

ちなみにディスクロックでやってしまいがちな失敗が、施錠をしたことを忘れてバイクを発進させてしまうことです。
バイクの故障にもつながりますから、ハンドルとディスクロックにスパイラルワイヤーを設置するなどして故障を未然に防ぎましょう。

ディスクロックが使えないバイクもある

ディスクロックを買う前に確認しておきたいのは、自分のバイクのディスクにピン穴が開いているかどうかということです。
ディスクロックはピン穴にピンを通して施錠する作りになっていますから、ピン穴のないバイクではディスクロックは使用できません。

ピン穴があるかないかは、バイクのブレーキの仕組みによって違ってきます。
バイクのブレーキは通常、「ディスクブレーキ」か「ドラムブレーキ」のどちらかですが、ピン穴があるのはディスクブレーキの方です。