・盗難被害を少しでも減らすためには
後を絶たないバイクの盗難。
できる限りの防犯対策をとっていても、バイクを担いで持ち去ってしまうプロの窃盗団もいますので、絶対に安心、ということはありません。
新車で購入したバイクはかなりの金額になりますし、少しでも窃盗の被害を減らすために、ライダーはあらゆる防犯対策を取り入れる必要があります。
バイクを車庫に停めるときに、シートを被せることで盗難の可能性を低くすることができるといわれていますが、やはりこちらも確実とはいえないようです。
そこで、最近注目されている「バイクガレージ」について少しご紹介したいと思います。
・より安全性が高くなるバイク専用の車庫
「バイクガレージ」は、バイクを停めておくためのコンテナなどを大きな範囲で指すものになりますが、多くの場合バイク専用で設置されるガレージのことを呼びます。
コンテナにはいろいろな種類がありますが、バイクガレージで使用されるコンテナは、通気性などバイクの管理に適した構成で作られているほか、バイクを保管する上で便利な機能を搭載しているのが特徴です。
ガレージというと住居を建築するときに作る大掛かりなもののイメージですが、バイクガレージはすでに建設済みの住居にも手軽に設置できるのがポイント。
費用もさまざまですが、数10万円で設置できるものもありますので、バイクが盗難されてしまうことを考えたら、さほど大きな費用ではないと思います。
防犯性に優れたバイクガレージのひとつとして、シャッター付きのバイクガレージがあります。
物置のようにそのまま設置できるので、スペースさえあれば手間がかかることはりませんし、通気性がよく、シャッターが降りることから盗難被害に遭ってしまうことはまずありません。
まったく人気のないところだと、シャッターをこじ開けようとする窃盗団もいるかもしれませんが、自宅に設置するのであればシャッターに手をかけている時点で大きな音が出るのですぐに分かりますし、警報機などをつけておけば完璧です。
バイクガレージのメリットは防犯の面だけでなく、屋根もシャッターもあるので雨風をしのげ、バイクが汚れたり劣化してしまうことを防げるという点もあります。
汚れや劣化を防ぐために毎回シートをかけるのはかなり手間がかかりますが、シャッターを上げ下げすればよいだけなので、保管も手軽になりますね。
バイクの大きさや台数に合わせていろいろな大きさのバイクガレージがありますので、自分のバイクに合ったサイズのものを選べるのもうれしい。
バイクはもちろん、自転車や原付バイクの保管にも適しています。
よりバイクの防犯対策をしっかり取りたいという人は、ぜひ導入を検討してみるとよいでしょう。