通常のバイク保険だと盗難は対応外
事故やバイクのトラブルに備えて、バイクに任意保険をかけている方は多いと思います。
しかし実は、盗難や一部のパーツが盗まれてしまったという場合には補償が受けられない可能性もあります。
通常のバイク保険に加入している方は多いものの、盗難被害にあってから初めて盗難に対する補償がなかったと気づくこともあります。
全ての任意保険が盗難に対する補償をつけているわけではないということを、まずは覚えておきましょう。
もちろん大手保険会社の保険であれば、特約として車両保険を付帯することができる場合もあります。
しかし盗難のリスクが高い車両であるゆえに、簡単には受け入れてくれない、また保険料もとても高くなってしまうのが現状といえるでしょう。
また、バイクの中でも原付の場合はファミリーバイク特約などで済ませている方も多いのですが、この場合はバイク本体の故障や盗難といった補償が何もついていないケースが多いです。
車と比較すると、バイクはやはり本体そのものやパーツが盗難にあうリスクが非常に高いものです。
そのリスクについてもきちんと知った上で、盗難保険を検討するのがおすすめです。
盗難保険が必要なケース
自分だけはバイクの盗難被害に遭うことはないだろうと思っている方も意外と多いのですが、実はバイクの盗難は思っているよりもかなり身近にリスクがあります。
もちろん警察に届けることである程度の処理はしてもらえますが、盗まれてしまったバイクが戻ってくる可能性というのはかなり低いです。
仮に見つかった場合でも、そのままの状態でダメージがなく戻ってくる可能性はほとんどないでしょう。
その場合修理にもお金がかかるので、バイクを所有している人はバイクの保険の他に盗難補償をつけておくのをおすすめします。
特に、誰もが羨ましがるような人気の車種に乗っているなら、コンビニの駐車場など短時間の駐車でも盗難のリスクがあると認識しておくべきです。
さらに通学や通勤などにバイクを使っており、毎日の生活にバイクが必要不可欠な人も盗難保険に加入しておいた方が良いでしょう。
バイクが盗まれてしまうと、通勤手段や生活のペースが乱れてしまいます。
たとえ休日にしか乗らないという場合でも、週末には必ずバイクに乗る生活には欠かせないという方にとってバイクがなくなるのはかなり大きな痛手です。
もし盗難保険をつけていたら、盗まれてしまった場合でもすぐに元の生活に戻すことができます。
ローンでバイクを購入した人も、盗難保険に加入しておくのが無難でしょう。
バイクが盗難に遭ってしまったら、バイクが戻ってこないとしてもローンを払い続ける状況が発生してしまうからです。
もう手元にはないバイクのローンをいつまでも払い続けるのは、かなり辛いものです。