・バイク購入時にかかる費用は車体料金だけではない!
バイクを購入するときはまとまった費用が必要になりますが、購入時にかかる費用は車体代金と消費税くらいだと思っている人が多いようです。
実際には、納車されるまでにかかる費用にはいろいろなものがあり、すべてまとめると結構な金額になることもあります。
これらの費用は「納車費用」と呼ばれるもので、バイク本体を点検する費用や保険料、税金などの総称です。
車を購入するときを考えると分かりやすいかと思いますが、車本体の料金と、車検などの費用がかかり、「乗り出しはいくら」ということがありますよね。
それと同じように考えてください。
納車費用において、納品時に行われる車体の点検にかかる「点検費用」は、理解しにくいと考える人もいるようです。
新車であれば、問題なく動く状態で納品されるはずなのに、その上で点検費用がかかるのは納得できない、と感じる人も多い様子。
バイクを生産しているメーカーと、バイクを販売するバイク店の間には信頼関係がありますが、バイク店とバイクを購入するユーザーには信頼関係がまだないので、「きちんと点検したバイクを販売している」ということを証明するために、点検を行っているのです。
この点検費用はほとんどのバイク店でかかるものになり、お店によって金額は若干前後します。
・税金や保険の費用はどのくらい?
バイクの維持には車同様税金がかかります。
車と比較するとはるかに安いですが、原付バイクで2,000円、51ccから90ccまでのバイクも2,000円、91ccから125ccまでは2,400円、126ccから250ccまでは3,600円、それ以上の排気量のバイクは6,000円の税金が1年ごとにかかってきます。
また、保険についてはバイクの場合、必ず「自賠責保険」に加入しなければなりません。
保険料は、その地域や加入期間によって異なりますので、バイクを購入時にバイク店に確認してください。
とはいえ、さほど大きな金額ではないようです。
自賠責保険の加入も、多くの場合バイク店で行えます。
自賠責保険に加入していれば、事故が発生してしまったときに補償を受けることができますが、補償金額があまり大きくないので、もしものときを考えるのであれば任意保険も加入するとよいでしょう。
任意保険についても保険料は特約などによって変わってきますが、こちらもバイク店で加入できることが多いようです。
保険にはいろいろな種類があり、盗難被害に遭ってしまったときに車体の補償を受けられる「盗難保険」という保険もありますので、こちらも加入する人が増えてきています。
これらの必要な費用をしっかり計算した上で、バイク購入や維持についてのシュミレーションをしてみてください。