レッカーを呼ばなければならないシチュエーション
バイクのトラブルというのは、路上を走っている時でも起こることがあります。
あってほしくないことですが、実際にトラブルが起こったら冷静に対処しなければならないことも事実です。
トラブルの中でも最も多いのが「急に走りがダウンする」というケースで、様子を見ようとどこかに停めたら最後、何をやってもうんともすんとも言わずにレッカー車を呼ぶはめになったという経験もたくさんあります。
このような時は、10分ほど待ってからエンジンをかけてみて、それでもかからない場合にはレッカー車を呼ぶようにしましょう。
レッカー車は決して安いものではないので、長距離ツーリングをすることの多い人などはあらかじめJAFなどの会員に登録しておくことをおすすめします。
バイクレッカーの業者の種類
車と違ってバイクを扱うレッカー車は少ないので、自分の入っている保険がどこのロードサービス会社に該当しているのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。
最もポピュラーなのは「JAF(日本自動車連盟)」で、入会金2,000円、年会費4,000円で充実したサポートを受けることができます。
JAFに入会しておけば、15kmまでレッカー車を無料で利用することができます。
JAFのレッカー車は会員でなくても利用することができますが、この場合は基本料プラス作業料として12,500円の他に1kmにつき700円の料金がかかります。
「JBR(ジャパンベストレスキューシステム)」はバイクの盗難保険としては最大手で、プランによって料金が変わってきます。
最もお得なのは年会費5,800円のプランで、これなら50kmまでのレッカーを無料で利用することができます。
「日本レスキュー」もバイク専門のレッカーサービス社で、メンバー会員になると通常料金の10%引きでサービスを受けることができます。
この他、年会費3,150円で15kmまでのサービスが無料になる「ウェビック」も人気です。
また、ヤマハのバイクが好きな人なら購入してから1年間はサービスを無料で使える「YSP」の存在も忘れてはいけません。
レッカー車を呼ぶときは
ツーリングをしていてまさかのバイクトラブルに遭遇した時は、電話で最初に場所と状況を説明します。
バイクの車種も忘れずに伝えるようにします。
場所に関しては、「国道○○号線で、△△というカフェテリアのある休憩所」などと具体的に説明するようにします。
レッカー車が何分くらいで到着するかも電話で忘れずに確認しましょう。
こうすれば余計な気をもまずにゆとりを持ってレッカー車を待つことができます。
バイクはレッカー車に預けたからそれで安心というわけではなく、保管料が毎日かかりますので迅速に行動することも大切です。