ウインカーの車検が通る基準は?
車検を通るためには様々な基準を満たしている必要がありますが、その内の1つがウインカーです。
ウインカーに何らかの異常が表われることは多く、気がつかないうちに車検を通らない状態になっている事も少なくありません。
バイクのウインカーの場合は車検を通るために、点滅は1分間に60~120回程度、発光面積は7㎠以上、明るさは10W以上60W以下で、オレンジ色の光であることと決められています。
こちらを満たさずに走行している場合は整備不良扱いとなり、車検に通らないだけではなく違反切符を切られてしまいますので、こまめにウインカーを確認する事が大切です。
ウインカーがつくかどうかは一目瞭然ですが、点滅が明らかに早いという場合も対象となりますのでチェックしてみると良いでしょう。
点滅速度に何らかの異常が表われている場合、ウインカーの根本的な部分に異常がおきている可能性が大です。
早めに点検をしないと事故に繋がる可能性もあります。
ウインカーの点滅異常例
ウインカーの点滅があまりにも早い場合、ウインカーが球切れになる直前を指しています。
LEDを使っていないリレーバイクの場合は特に、こちらの状態が顕著に表われるでしょう。
リレーの交換をしないとすぐに球切れしてしまいますので、点滅速度が速くなったら出来るだけ早く交換する事が大切です。
次に、ウインカーのライトはついているけれど点滅がしないと言う場合ですが、こちらの場合もリレーの故障の可能性があります。
リレーの故障はリレーを交換するしか直す方法がありませんので、リレーの部分を交換しましょう。
自分での交換が難しい場合は無理をせず、バイクショップなどへ持ち込んで修理をしてもらってください。
そして、ウインカーそのものが点灯しないという場合ですが、こちらの場合球切れ、もしくは内部で断線してしまっているなど、バイクにトラブルが起きている可能性があります。
球交換であれば簡単な話ですが、断線をしてしまっている場合は一度検査をしてみないとどこが不良箇所か一見してわかりにくいですので、プロの手に委ねた方がいいでしょう。
断線ではなく接触不良を引き起こしているケースもありますが、こちらの場合はウインカーがつくときもあればつかないときもあるというように不安定です。
ウインカーがいつも全くつかないという場合は接触不良では無いですので、早めに原因を見つけ出すようにしましょう。
ウインカーはこのように、点滅しているか、そもそも点灯しないかどうかなどによって対処方法が異なります。
ウインカーはつい放置してしまいがちな場所ですが、最も目立つ場所ですので、不調がある場合はすぐに点検をしましょう。