バイクの盗難対策

盗難の手口を知って対策しよう

盗難の手口とは?

大切な相棒のような存在であるバイクが盗まれないために、盗難の手口をよく知っておくのが良いでしょう。
バイク盗難の手口は色々ありますが、その中でも素人に特に多いのが自力でハンドルロックを解除する方法です。
古いバイクなら、力任せにハンドルロックを解除すれば盗むことができます。
強引にハンドルロックを壊して盗むという方法なので、素人がよく使っている手口と言えます。

一方でプロの場合は、施錠を解除できるアイテムを使用して盗むケースがほとんどです。
油圧式カッターや強力なカッターを使って、防犯グッズをいとも簡単に壊し盗んでしまいます。
バイクへの経験や知識もありアイテムを使っているので、とても手際が良いのが特徴的です。

素人の場合は力任せにロックを解除して、自力でバイクを運んでいくケースが多いと言えるでしょう。
一方、プロの盗みの場合はトラックなどで一気に積み込んで持ち帰ってしまいます。
何台も一気に盗むというのが、一般的です。

盗難されやすい時間帯を知る

盗難する側が好んでいる時間帯の一つ目は、夜中です。
特に0時から朝方4時頃までとされています。
この時間帯は人通りがどのエリアでも極端に少なくなるので、人目につきにくく持ち運びしやすいことが考えられます。

また、夜の時間帯の中でも特に人通りが少なくなる曜日は日曜日です。
月曜日から仕事の人が多いため、外を歩いている人がかなり少なくなります。
また、雨の日は頭何時の物音や足音などをかき消す効果があるので、盗む側にとってはゴールデンタイムと言われています。

さらに、冬は夜明けまでの時間が長いので、逃げる時間や盗む時間を稼げるというメリットがあります。
このような様々な条件が重なり好都合な状況が出来上がると、盗難に遭う可能性が高まるのです。

盗難のリスクを少しでも下げよう

盗難のリスクを少しでも下げるためには、バイクの保管・駐車場所を意識しましょう。
盗まれにくいシチュエーションを作ることが、盗難を防ぐ第一歩です。
家やアパート、マンションなどに個別の車庫がある場合は、きちんとガレージに入れて鍵で施錠しましょう。
それだけで、盗難のリスクをグンと下げることが出来ます。
また、長期間バイクに乗らない場合にはバイクショップに預けて保管することも検討しましょう。

共同の駐車場にバイクを駐車せざるを得ない、空き地スペースや青空駐車場に駐車しているという方は、駐車する場所を意識しましょう。
構造物の屋根下や奥まった場所に駐車すれば、バイクを運び出すのが難しくなります。
また、バイクそのものが簡単に見つからないというメリットも考えられるでしょう。
短時間の駐車の場合、防犯カメラが設置しているかどうか、人通りが多いかどうかなどを確認してから駐車するのがおすすめです。