バイクを楽しむ

ツーリングを安全に楽しもう

ツーリングを安全に楽しむポイント

バイクを買って市内を乗り回せるようになってくると、次は「ツーリングしたい!」と思うでしょう。
ツーリングを楽しむためには、基本をしっかりと押さえていることが大切です。
体力的にも技術的にも充実した状態でないと、ゆとりを持ってツーリングを楽しむことはできません。

バイク初心者のうちは、たった一人でツーリングに出るのはやめておきましょう。
自分の体力の限界などがまだ十分に把握できていませんし、緊急時の応対や判断もできない可能性があるからです。
マスツーリングとまではいかなくても、気心のしれた仲間2〜3人と一緒にツーリングに出るのがおすすめです。

ツーリングの日にちと行く先が決まったら、体調をよく整えて目的地までのルート確認を早めに済ませておきましょう。
ガソリンも満タンにし、整備もきちんと行っておきましょう。
間違っても、「明日ツーリングだから」といって夜中の2時に整備を始めないようにしましょう。

ツーリングでの走り方

ツーリングでは、走る順序というのがけっこう大切です。
熟練したライダーなら順番はあまり関係ないのですが、初心者の場合、先頭と最後尾はベテランのライダーにお願いすることが大切です。
初心者が先頭を走ってしまうと、どこに行っていいかわからなくてパニックを起こしたりしてしまいますし、最後尾を走ると先行のライダーについていけなくて道に迷ってしまうことが考えられます。

ツーリングは標識も信号もない田舎ののどかな一本道を走るわけではなく、インターチェンジや分岐などを瞬時に判断しながら走っていかなければならないわけですから、慣れるまでに時間がかかるのが普通です。
初心者でツーリングを楽しむためには、肩の力を抜きベテランの適切な指導を守っていくことが大切なコツです。

休憩を多めに取ることも大切

走っている時は意外と体力を消費するものです。
特に暑い時、寒い時、風の強い日などは自分では意識していなくてもちょっと走っただけでかなり疲労してしまうことも考えられます。
ですから、「疲れたな」と思う前に休憩を取ることが肝心です。

目安として、1時間に1回程度の休憩がベストです。
ツーリングの計画を立てる時に、休憩場所はあらかじめ決めておきましょう。
そうすれば走行中に万が一はぐれたとしても、休憩場所で落ち合うことができます。

ウェアも大切な要素のひとつ

ツーリングでは全身に風を受けて走るわけですから、ウェアの良し悪しによってもツーリング後の疲れが全然違ってきます。
予定している日が晴れだったとしても、雨用対策グッズは忘れずに持っていくなど、細かい気配りをすることが楽しいツーリングのコツです。

カッパなどは畳んでしまえばどこにでも収納できますから、忘れずに持っていくようにしましょう。